毎日ブログチャレンジ! 9日目
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今日のお題:大人になってからの「勉強」
今日のお題に限っては、「」の中よりも”大人の”に意味がある。
「勉強」という言葉を聞くといったいどんなイメージを抱くだろうか。
多くの人はどこか拒否反応を示すかと思われる。
また、「最近こんな勉強してるんだ!」と聞くと、この人は意識高いんだな~すごいな~と思うかもしれない。
そして学生だとなぜかテスト前に勉強した自分を隠してしまうことは多くの人が一度は経験したことがあるのではないだろうか。
字のごとく勉強とは、「勉を強いる」と書くので、自発的というより強制的に行うものだと考えている人、無意識にそう思っている人が多いように感じる。
私の中学の頃の先生でものすごく歴史が好きな先生がいた(もちろん社会の先生)。
その人曰く、歴史は好きすぎて自分から資料集を読み込んだり、関連書籍を読み漁って自然と知識がついていたから「勉強」と思ったことがないのだそうだ。
もはや趣味であるとのこと。
この領域に行けたらどんなに楽なことかと当時テスト勉強をしながら羨ましく思っていたものである。
ところが一転、大人になったら「勉強」を楽しいと思えるようになったのである!
これは自分の中でとても嬉しい変化であり、大人になってよかったと思える要素の秘湯でもある。
(※この記事における「大人」とは、社会人を指している)
ではなぜ楽しいと思えるようになったのか。
それは何を学ぶのか、どこまで学ぶのかが自由であるからだ。
学生の頃は悲しくも点数で評価される。〇か×の二択であることがほとんどだった。
(国語の読解や、英作文等を除いて)
さらにクラスの平均点なんてものを出され、成績や偏差値などで数字として出されてしまう。
そうしたら人間嫌でも自分の数値と周りの数値を比べてしまう。
そして自分が低かったらいやになる。
勉強していて解けない問題が続くとイライラしてしまう。
とにかく苦行のオンパレードである(笑)
その点、大人は勉強に関しては数値化されることが極端に減る。
もちろん、TOEICや資格等で点数がつけられることもあるが、それ自体を受けるかどうかは自分で決めることができる。
強制的にテストを受けさせられることはほとんどない。
(会社によっては強制な試験・資格等があることは承知である)
つまり何が言いたいかというと、自分の興味が赴くままに勉強をしていいということである。
少し興味があるから入門書だけ読んでみよう。
面白いからほかの本を読んだり、実際に手を動かして理解を深めようと突き詰めることができる。
逆に、入門書ですら自分には理解ができない。面白いとは思えない。
自分には合わないと分かったから、これ以上は触れなくていいやと途中でやめたっていい。
学生の頃と比べると、なんと自由に学ぶことができるのだろう。
しかも、勉強にどれだけの時間を使うか、お金を使うかも自分で決められる。
授業の間はどんなに集中力が切れても席を立つことはできないし、親に言われて塾に行ったのにさぼったらお金の無駄だと怒られる。
学校や塾に行くことを否定するわけではない。
ある程度の強制力がないと人間だらける生き物であるため、環境を整えることはとても大切だ。
100%とは言わないが、学歴・知識があるほど大人になってできる仕事の幅が広いのもあながち間違いではない。
ただ学生時代と社会人の今を比較すると、自分が続けやすい方法で自分の好きなことを学ぶことができるのは間違いない。大人って素晴らしい。
私が最近手を出した勉強は、AIについてである。
こういうとものすごくカッコよく聞こえるかもしれないが、正直大した知識は身についていない(笑)
私が学ぼうと思ったきっかけは、「近年AIっていう言葉をよく聞くけどいったい何のことかさっぱりわからない。具体的に何ができるのか、身近なもので活用されているのか、ちょっと知りたいな」と思った程度である。
それでも面白くてわかりやすい本を図書館で見つけることができた。
私が知りたかったのはAIをつくることでも、積極的に活用することでもなく、「ちょっと知りたい」程度。
入門書を1冊読めばなんとなく自分の中で「AIってこういうことかな」という自分なりの見解を身に着けることができた。
そしたら本の内容に、「機械学習」という言葉が出てきた。
どうやらAIとは切っても切り離せない関係にあるらしい。
しかしAI=機械学習とはならない。
気になるから次は機械学習の入門書でも探してみようと思って現在読んでいるところだ。
こうやって自分の興味を好きに広げられるのは面白い。
ここからさらに派生して、プログラミングって私にもできるのか?と疑問に思い、プログラミング言語学習無料サイトで入門編をやってみた。
これならもう少しやってみようと、月1,000円ちょっと課金して有料コースに挑戦してみた。初級程度ならつていけるものの、中級を超えてくると中々つらくなってくる。
これならプログラミングが嫌いになる前にここらで手を打とうとやめてしまった。
もしかしたらもったいないと思われるかもしれないが、必要に迫られているわけではないので、プログラミング言語にはこんなものがあって、こんな感じでコードを書いていくんだな、という見解が自分の中でできたので満足している。
改めて考えると、このように気軽に「勉強」ができる大人になれたことを、それを嬉しいと感じられるようになったことに感動している。
ただこれも学生時代にいやいやながらも勉強に向き合ったからなのかもしれないと、過去の自分に感謝しようと思う。